屋外広告士に必要な屋外広告知識をまとめました。
土木工事
コンクリートの基礎を設ける場合は、事前に土地を掘削して根切り底が現れたときの土質をよく確認し、設計地応力に応じた土質か判断することが重要。
1.なわ張り: 掘削線その他必要な箇所をなわを貼って目印にする。
2.水盛り: レベル等の水準機械が用いられる。
3.やり方: 水杭を打ち、水準線に合わせて水抜きを固定し、水抜きに根切り位置を墨入れする。
4.根切り: 基礎を良質な地盤にのせるため、設計の深さまで掘削し、表土を除去すること。
5.山留め: 根切りの際に側壁の土が崩れるのを防ぐために土留板を入れること。地業工事
強固な地盤の上に基礎をのせるために地盤を作る工事のこと。
砂利地業、割栗地業、杭地業がある。
鉄筋コンクリート工事
鉄筋は熱に弱く錆びやすいが、引張に強い。
コンクリートは引張に弱く圧縮に強い。鉄筋をコンクリートで包めばコンクリートのアルカリ性で鉄筋が錆びにくくなり、耐火性が向上し、圧縮力、曲げにも強いRC(Reincorced concrete)素材になる。
アルカリ性のコンクリートは、空気や雨水の影響で徐々に中性化し中の鉄筋が錆びる。
定着長
鉄筋コンクリート部材の接合部で、相手側に埋め込まれた鉄筋が引き抜けないよう一定の長さを埋め込む長さのこと。
型枠工事
コンクリートを一定の型に固める枠を設置し、硬化するまでの間寒さや衝撃乾燥から保護する。
コンクリート打ち込み後、5日間は温度が2度以下にならないようにする。(早強材をいれた場合は2~3日)
コンクリート打ち込み後1日間はその上を歩行したり重量物をのせたりしない。コンクリートの強さ
セメントの種類の強さと、水とセメントの割合で決まる。
骨材(砂=細骨材、砂利=荒骨材)はセメントペーストの2~3倍の強さのため、骨材をいくら強くしてもコンクリートの強度は変わらない。
生コンの注文
強度(4週強度)とスランプ(打ち込み時のやわらかさ)を指定する。
コンクリートの練り混ぜ開始から打設終了までは、外気温25度未満で120分、25℃以上で90分。