屋外広告士に必要な屋外広告知識をまとめました。
アンカーの種類
先付けアンカーとあと施工アンカーがある。
拡張型アンカー: コンクリートに圧縮力を与え留める。穴の周囲はひび割れを生じやすい。穴が浅いことのひび割れ(引張力)がコンクリート中にも伸びて穴の周囲のコンクリートを欠きやすい。
接合用金属物
金属用、コンクリート用、木材用などがある。
アンカーボルト
コンクリートが打設される前に設置されていることが原則。
表面に凹凸の付いた異形鉄筋でない限り、先端の曲げフックは必要。
自立式広告物
自立式広告物を設置する場所の地質に鑑み設計する。
圧密沈下
埋立地では10年位は地盤が沈下するため、数年間、必要な重量の土量を高く盛り上げて圧密沈下を促進させる。
杭
地中表面の摩擦力に頼る摩擦杭と、杭先の深い地盤の耐力に頼る支持杭がある。(一般的には支持杭を打って軟弱地盤に耐える)
地耐力
地盤が上部工作物の自重や地震力などに耐える力。
基礎
地上の構築物の重さを支える圧縮力と
風や地震で傾こうとするときの引き抜きの引張力が働く。圧縮力対策: 地耐力でチェックできるため、基礎の底面積を広げる。
引張力: 基礎の重量と埋め戻し土量の重量を増やす。風圧力
$q$(風圧力 $N/m^2)=0.6 \cdot E$(市街地状況・建物高さによる係数)$ \cdot V_0^2 $(30m~46/sの風速)