屋外広告士に必要な屋外広告知識をまとめました。
基礎の材質
鉄骨構造の屋外広告物の基礎は鉄筋コンクリート造を原則とする。
基礎の計算 A (高さ4m以下)
1.フーチング底面に圧縮力のみが作用する場合
$L \sigma_e=\frac{N}{A}\leqq f_e$
$N$: 圧縮力。ただしフーチング自重とその上部埋め戻し土の重量を含む($kN$)
$A$: フーチングの底面積($m^2$)
$f_e$: 地耐力($kN/m^2$)2.フーチングが引抜力のみをうける場合
$T \leqq N$
$T$: 引抜力($kN$)
3.フーチング底面に圧縮力とモーメントが作用する場合
広告物の位置がフーチングの中心より風の方向に偏っている場合
$L \sigma_e = \frac{N}{A}\pm \frac{LM}{Z}\leqq Lf_e$
$LM$: 長期モーメント($kN \cdot m$)
広告物の風圧力によるモーメント
$L \sigma_e + \frac{WM}{Z}\leqq sf_e$
$WM$: 風圧力によるモーメント($kN \cdot m$)
$L \sigma_e - \frac{WM}{Z}\geqq 0$
$sf_e$: 短期地耐力($kN/m^2$)
基礎の計算 B (高さ4m以上)
高さが4mを超える広告物の基礎計算は、建築基礎構造設計指針、鉄筋工ンクリート構造計算基準、銅開設によって計算する。