屋外広告士の知識

単純梁のせん断力と曲げモーメント

集中荷重を受ける単純梁のモーメントとせん断力計算

上の単純梁で、$A$点から$Xm$離れた$C$点でどのような力が生じているか考える。

反力$R_1$、$R_2$を求める

$R_1+R_2=2+4$　…鉛直方向（$y$）の釣合
$R_1+R_2=6kN$

$10R_2=2\times4+4\times(4+2)$　…$A$点回りのモーメントの釣合
$10R_2=32$
$R_2=3.2kN$

$R_1=6-3.2$
$R_1=2.8kN$

$C$点にかかる力を求める

$C$点でどのような力が生じるか計算する。

例：　$X=5m$として

$A$部
$Q_B=2.8-2$
$Q_B=0.8$

$M_B=2.8\times5-2\times1$
$M_B=12kN$

$B$部
$Q_A=4-3.2$
$Q_A=0.8$

$M_A=3.2\times5-4\times1$
$M_A=12kN$

曲げモーメント図（BMD）

せん断力図

任意の点における曲げモーメントの値はその点より左側のせん断力図の面積の和に等しくなる。

せん断力が正から負に移る点で曲げモーメントが最大となる。

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