憲法＞＞法律＞政令(施行令)＞省令(施行規則)＞条例

屋外広告士> 基本情報　2017/08/13

法律の力関係を確認しておきましょう。

憲法＞＞法律＞政令(法施行令)＞省令(法施行規則)＞条例

法令憲法＝国内最強の規範
条約＝国家同士・国連等の国際機関で結ばれる成文法（国内では法律より優先）
法律＝国会でめられた法律
政令＝閣議で決められた国のルール（法律の範囲内）＝施行令
省令・府令＝内閣総理大臣・各省の大臣が決めた国のルール（法律と政令の範囲内）＝施行規則
条例＝地方公共団体が制定するルール（法律の範囲内）

例えば東京都の屋外広告条例で大まかな決まりごとがあります。それは屋外広告法施行規則や施行令の範囲であり、それら施行規則や施行令は屋外広告法の範囲でしか決めることはできず、屋外広告法は違憲にならない範囲でしか決められない、という関係です。

力関係の末端にある(例えば)東京都で条例が定められ、さらに大田区でまた、大田区のこのエリアはどういう制限だよ、とより細かなことを決めている感じです。法律で銀座や熊しかいない山奥まで全て決めてられないよってことですね。

だから大田区のナントカというエリアの屋外広告の規制については都庁ではなく区に聞かなければならない、ということですね。

前 Home 次