屋外広告士に必要な屋外広告知識をまとめました。
アンカーボルトの種類
・埋め込みアンカーボルト
・壁貫通アンカーボルト
・主筋に溶接するアンカーボルト
・あと施工アンカーボルト(メカニカル)
・あと施工アンカーボルト(合成樹脂)
・インサートアンカーボルトの設計
アンカーボルトは必要耐力より1サイズ大きい径にしておく。
錆びしろは2mm、直径4mm。
アンカーボルトにはせん断力・引張力が作用する。
アンカーボルトの施工
建物柱の頭部・梁にアンカーするのが基本。
RC・SRC梁にアンカーするときは梁上端筋にアンカーボルトを結束するのは引抜力が生じたときに上端筋を損傷するため注意する。スラブや壁にアンカーをする場合は応力計算による安全度チェックを省いてはならない。
アンカーボルト施工上の注意
1.アンカーボルトは2重ナット留めにするか、スプリングワッシャーを使う。
2.アンカーボルト用の穴が大きくなりワッシャーを使用する場合は、ワッシャーをベースプレートに溶接する。
3.アンカーボルトの露出部分は曲がり・ねじ山のつぶれやモルタル付着がないよう養生する。
4.仕上げモルタルの調合は容積非セメント1:1の堅練りとする。あと施工アンカーボルトの特徴
1.モルタルやタイルでは効力がない。コンクリート内部に食い込んだ深さで耐力が決まる。
2.穴径が大きいと水平方向の反復荷重で先端部の固定状態が崩れ効かない。
3.施工後の検査では不良工事がわからないため注意。