構造力学の基本　計算: 力の合成・分解・方向（ベクトル）

屋外広告士> 構造力学　2017/08/15

構造力学の力の合成、分解、方向の基礎

力の向きの矢印を、平行四辺形や三角形にして力の合力を求めることができます。

例：　0点の位置からAとBの方向に引っ張られる力がある場合で考えます。

平行四辺形で合力を求める
①AとBの方向に引っ張られる力がある
②AとBの平行四辺形を描く
③0点からP点までの対角線が合力

三角形で合力を求める
①AとBの方向に引っ張られる力がある
②Aの矢印の終点にBを移動
③0点からP点までの直線が合力

三角形で考えると、複数の力が加わっても、順番に矢印を描き足していけば簡単にP点を求めることができます。

構造力学　力の合成・分解・方向（ベクトル）　練習問題

問）　物体（黒丸）に紐をつけて矢印の方向へ引っ張ると、それぞれ物体はどこへ動くか？
構造力学　力の合成・分解・方向（ベクトル）　練習問題

クリックで解答を表示: ①1の矢印の終点から2の矢印を描き足した位置（紫の矢印の終点）に移動します。
②1の矢印の終点から順番に、2、3と移動させた位置は、黒い物体の位置に戻ります。3方向の力は釣り合っており、物体は移動しません。
③②と同じで物体は動きません。

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