屋外広告士に必要な屋外広告知識をまとめました。
屋上広告物の重要な課題
・もっとも重要な課題はアンカーポイントの選定。
・建物の強度検討
・塔屋(ペントハウス)は建築設計計算対象外のことが多い長期荷重: 建物の長期荷重(G+P+S)と広告物重量(G)の合計に対する柱・梁・基礎の強度の安全性
地震力: 建物の長期荷重(G+P+S)に地震層せん断力係数を掛けて地震力(K)を決めるため広告物重量の増加により地震力も増える
風圧力: 建物の水平力は地震力(K)と風圧力(W)のうちの大きいほうの値を用いる。(通常は地震力の方が大きい)
広告物の荷重が直接かかる柱・梁・小梁のチェックは必須。
建築強度の変遷
1924年/大正13年: 地震の水平震度$k\geqq 0.1$採用
1950年/昭和50年: 水平震度$k\geqq 0.2$、建築基準法制定
1971年/昭和46年: RC造柱の帯筋量教科
1981年/昭和56年: 建築基準法改正 新耐震設計法の施行
2000年/平成12年: 建築基準法改正 限界耐力計算法導入・耐震改修促進法施行